こんにちは。
最近の学習ですが、リスニングにPodcastや日本のアニメを中国語で観るといったことを取り入れています。
以下、現状です。
・Podcast:内容にもよるが学習者向けなら6-8割の理解度
よほど込み入った内容でない限り5割を切ることがない
・アニメ:初見だと3割程度。よく使う表現、構造の単純な文はㇲっと理解できる
特にアニメを観るときに感じることですが、
中国語にはだいぶ慣れてきて、音自体はしっかりとキャッチすることが出来るのですが意味はあまりよく分からないという感覚を持っています。
幼児の頃にアニメを観ながら同じような感覚を持った記憶があります。
そこで話されていることが半分わかって半分わからないという感覚です。
これはやはり語彙の問題と思われます。
語彙の問題とは、
①まずその単語や表現を見たことがない
②見たことはあっても、実際にどういう場面で使われるかが分からない
の二つに集約されるでしょう。
前回の記事とも重複してきますが、語彙の問題に対しては、
単語帳を使用する方法と中国語に触れる中で自然に覚える方法の二つが考えられます。
外国語学習においては一般的には前者の方法が採られるでしょう。
語学学習には汗をかくことが必要で、
汗をかいた分、苦しんだ分だけ力がつくと思われているからです。
しかし、本当にそうなのか?
後者の方がよりネイティブが母語を身に着ける過程に似ています。
その際には単語帳の単語を片っ端から覚えていくというような”努力”よりも
徹底的に中国語の世界に自らを晒していく”没入”が求められています。
そして私の経験上、後者の方が圧倒的に力(+運用するにあたっての自信)がつくように思います。
前者では知識は身についてもニュアンス(上述の②)は手に入れることが出来ません。
このことを踏まえた上で、今後どのように学習を進めていくべきかを決めるべきですね。
長くなりましたが現状を要約すると、
「中国語の耳は出来てきたが、まだまだ知らない言葉がたくさんある」ということになるでしょう。
耳と集中力と読み解く力が今後の学習の鍵と思っています。
今回はここまで。
それではまた。