30代 中国語を極めるまでの記録

語学学習の進捗・気づきなどを記載していきます

ようやく多読に手が届くようになりました

こんにちは。 

 

標題の通り、最近本格的に多読を開始しました。

多聴を通して中国語の基本的な理解力と語感をみにつけたこと、

そしてボキャビルをやり出したことが効いてきてるんでしょう。

以前は本当にチンプンカンプンだったんですけどね。

書物というのは鍵を持っている人にだけ語り掛けてくれるものだなと実感しました。

 

ちなみにここ数日は毎日4,5時間は読んでいます。 

「毎日5時間は単語の勉強をする」という縛りがあったためこのくらいの時間数になっていますが、本当は朝から晩まで読んでいたい気持ちです。

それでも150頁くらいの簡単な本なら一日かからず、やや厚めの本でも二日くらいで読んでしまうペースですね。 

もちろんまだ読めるのは学習者向けのものであったり子供向けの書籍であったり。 

ですがスラスラ読めることがただただ嬉しいです。

ここまで一年かかりました・・・。長かった。

 

多聴が出来るようになったときも中国語の大きな伸びを感じましたが、

今回多読が出来るようになってまた大きな扉が開いた気がしています。 

そして今までふわふわとしていたものがどんどん地に足のついたものになる感覚。

ちょっとやそっとじゃ揺るがない力が日々ついていく感覚を覚えています。

とにかく毎日が楽しいです。 

 

 

さて、読みとリスニングですが、伝達手段が音か文字かという点以外は似ているのかと思いましたが、実際やってみるとかなり色々な違いがありました。 

まず読みは時間をかけながら前後を見ながらでも、自分の力で意味を取っていく必要があります。

一方リスニングでは、案外音の情報が理解を助けることもあり、本当はよくわかっていないのでなんとなく話しぶりや語気、間の取り方で内容が分かってしまうことがあります(もちろんそれが音を通したコミュニケーションの利点でもあるのですが)。

 

その点読みで問われるのは純粋に自分の中国語の読解力のみですので、自分がどれだけ分かっているかが試されます。 

それでいて漢字で記載されているので、特に日本人の場合はリスニングよりも難しめの内容でもどんどん読み解けるというメリットもあります。 

また、訓練次第で一目で視認・理解出来る範囲が広がり、それに従い情報の吸収速度も爆発的に増えていきます。 

噓か真か、故ケネディ大統領は大の読書家で一分間に1200語もの英語を読めたそうです。

私もケネディ大統領にあやかって読みの力をつけていきたい思います。

 

ということで今後しばらくは多読の時間を多く取りたいという気持ちが強くなってきました。 

そして今月は語彙の学習に毎日5時間取るということできちんと毎日それが出来ていましたが、多読の方が楽しすぎるので少し目標を変えたいと思います。 

語彙は毎日1時間、多読は6時間、その他合わせて12時間勉強する、ということにします。 

 

 

多読に関する目標としては、

まず準一級までに積み上げたときに膝の高さになるまで読んでいたいですね。

この膝の高さというのは、伊藤サムさんの書かれた『英語は「やさしくたくさん」』という書籍の中の「プロになるなら『身長の2倍』」という記述を参考にしたものです。

この身長の2倍をクリアした頃にプロレベル(CEFR C2)に到達する地力がつくのでしょう。 

 

しかし、身長は人それぞれ違うのにどうしてそれを基準にするのでしょうか。

以下、私の推測を書きます。

語学力は客観的な数値があった方が測りやすい気がしますし、何より人に伝わりやすいです。

ですがその実力を発揮するには自信が必要だと思っています。

そして自信とは結局主観的なものだと思うんです。

そういう主観的な自信を与えてくれるもの、つまり「これだけやった」ということが体感として分かるものとして、自分の身長を指標に使うのは間違いではないと思っています。  

もちろんそれだけ読んだからといってその言語をマスターしたことにはならないと思いますが、終わりのない言語学習において自分の中で一先ずの合格を与えることは出来るのではと想像しています。 

まず膝の高さ、次に身長の2倍ですね。

 

ちなみに英語はGRも含めるなら腰の高さは超えているでしょうね。 

肩の高さまで来ているか分かりませんが、腹のあたりまで来ているかも知れません。

いずれにせよ自分ひとり分には届いていないと思うのでまだまだです。

身長の2倍まで読めばC2に届くのか?今後の楽しみとして取っておきたいと思います。

 

母語の日本語は流石に身長の2倍とは言わず、少なくとも3~4倍くらいにはなっていると思います。

ちなみに私は「読書の習慣がある」というレベルで、普通の人よりは読んでるかなという程度です。

しかし読書家と呼ばれる方は軽く身長の10倍20倍は読んでいるんでしょうね。

私レベルでも、日本語に関しては余程の悪文or難解で多くの背景知識が求められる等でなければ基本的に読めないものはないでしょう。

一見これ以上成長の余地はないようにも思えますが、仮に身長の10倍くらい読めばかなり先読みが出来るようになって一目で認識出来る量がいまと比べ物にならないくらい増えるのではないか?とも思っています。 

当然読みのスピードも桁違いになるでしょう。

三か国語でそれが出来れば夢のようですが、いまは中国語を頑張ります。

 

そして書き忘れていましたが、中国語の本(教科書・参考書は除く)はこの一年でくるぶしの高さは超えて脛の高さくらいまではありました(笑)

これまで読みの時間をほとんど取っていなかったとはいえ、んー 少ない(^▽^;)

 

以上長々と書きましたが、多読はまだ始めたばかりです。

継続していく内にまた発見があるかと思いますのでそのとき改めて記事を投稿したいと思います。

 

それでは本日はここまで。

それではまた。