30代 中国語を極めるまでの記録

語学学習の進捗・気づきなどを記載していきます

记录を通して生の中国語に触れる

こんにちは。

 

先日より记录(中国のドキュメンタリー)を通して生の中国語を聴いてみることに挑戦しています。

私には少し早いかなと思いつつ、現在位置を知る意味でもやってみようと思いました。

そして、最初の印象としては「結構わかる!」というものでした(意外なことに)。

 

记录を教材とするメリットは以下のものがあると思います。

・ナレーションの標準的な発音と、取材を受けている一般の中国人の方の発音の両方を聴くことが出来る

・学習者用に編集されたものではなく生の素材なので、理解できたとき大きな自信になる

・映像付きなので筋を追うことが比較的容易

・日本や欧米メディアとは異なる視点から情報が得られる

・テーマは無数にあるので関心のある動画が見つかりやすい

 

特に大きいものは最初のふたつでしょうか。

総じて、取り組みやすい割に得るものが大きいと感じました!

おすすめです。

 

さて、ここ10日間ほどひたすら记录を観ていますが、

その間に得た気づきを以下の通り並べます(総視聴時間:約40時間)。

 

・字幕無しでの理解度は2割程。字幕ありでも半分には届かない。

 しかし面白く見れている=筋は追う事ができている。

・日本では報道されない、「勢いのある中国の姿」を垣間見ることが出来る。

「なんとなく理解できている」という感覚を大切に。

 できている感覚が持てている間(=波に乗っているとき)にどんどん学習を進めることが大事。

・言葉の塊を意識すること。要点を掴むことにもつながる。

・歩幅は小さくても、方向性として確実に成長・良い方向に進んでいることが大事。

・意味を取ろうとすれば理解は出来る。だから分からないままに放置しないこと。

・成長はトレーニング後の休息時にこそ訪れるものと思う。よって毎日中国語に触れることが大事。

 

最後に、単語もあまり知らない、精読もまだ行っていない私が

ある程度の理解度で視聴を楽しめたかということについて少し記載したいと思います。

 

結論から言うと、文法書を一通りやったという経験が一番大きいような気がしています。

もちろん、私の現時点の文法力は大したことはありません。

先日勉強した文法書一冊とっても、理解できていない項目の方が多いでしょう。

一方で、文法の全体像は朧気ながら見えていると思うことが出来ているのも事実です。

たとえて言うならば「この山は一度登ったことがある!」という感覚に近いのでしょうか。

いずれにせよ、これが語学を学ぶ上での自信というものだと思っています。

 

ネイティブのリスニング力は圧倒的な語彙力に支えられている、という話もあります。

これも一種の自信であると言えるでしょう。

そしてつまるところ語学学習の肝はこの自信を手に入れることだとも思います。

それを手に入れることが出来た人は、その言語をマスターしたと言って差し支えないでしょう。

 

以上、记录に関する経過報告でした。

それではまた。