30代 中国語を極めるまでの記録

語学学習の進捗・気づきなどを記載していきます

まずはリスニングから

中国語は漢字が使われていることもあり、

日本人学習者はリーディングから学習を開始することが多いです。

しかし初歩の段階であればあるほど、まず耳を鍛える、

つまりリスニング力を鍛えることを優先した方がよいというのが持論です。

「リスニング力とは一体なにか?」ということを話すを長くなるので一言で説明すると

「文字を介さずに音だけで話者の発言内容を理解すること」ことだと考えております。

そういう明確なイメージを持ちながらまず耳を鍛えることにしています。

 

前置きが長くなりましたが、そういうことで最近はひよこ中文(https://bitex-cn.com/?m=material&a=lowerhearingindex)を利用しリスニング学習をしています。

入門はとうの昔に卒業したものの初級と中級の境をうろうろしているという僕のレベルではやや難しい気がしていますが、

他にこのレベルでこの量の教材を提供しているものがないのでこちらを使用しています。

 

当初は10%程度の理解度だったのが、

いまでは調子の良いときは50から70%程度の理解度になっています。

当然ちんぷんかんぷんな文章もあるのでまだまだトレーニングが必要ですが

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こういったリスニング中心の学習を開始してから10日ほど経ちますが

音だけ聞いて理解する力は確実に向上した手応えを持っています。

試しにキクタン入門編/中検準4級の例文をピンインだけ読んだときに理解出来るか確認していますが

8割方理解出来ている感触があります。

これの一つ上のレベルの初級編/同4級だと、例文にも知らない単語が使用されており

音だけでは意味の取れないものも多いですが、それは単語力の問題で

「音だけで理解する」という純粋なリスニング力については着実に身についてきているのでは

と感じています(これまでは「ピンインだけで理解するなんて無理!」という感覚でした)。

 

まだまだ道は長いですが、引き続き継続していきます。

 

※追記:リスニングの初期段階ではこのピンインを読んで意味が取れるか確認する 

 というトレーニングは中々有効である感覚を持っています。

 今までは完全に音の世界だけで意味を掴もうともがいていたのが、ピンインのみとはいえ

 目も併せて使うことで頭の中で中国語を再構築することが出来ているのではと

 推察しています(ここで漢字を見てはリスニングとしては何の意味もありませんのでその点のみ注意です)。